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質問シリーズ:
1 | Q: ビタミンB6を多く摂取しすぎるとどのような事が起こりますか? | A:
ビタミンB6は水溶性ビタミンの1つで、健康障害非発現量、すなわちこの量では有害事象は起こらなかった、という摂取量は300 mg/日と報告されています1)。過剰摂取による有害事象としては、感覚性ニューロパシー(神経障害)が報告されていますが、数g/日を数か月程度という特殊な摂取量における報告です2)。ビタミンB6は体内で100種類以上の酵素の補酵素として機能し、特にアミノ酸代謝において重要な役割を果たしています。タンパク質の摂取量が増えた際、また妊娠授乳期など代謝が亢進する時期には必要量が増えますので、不足しないよう充分な摂取が重要です。 1) N Engl J Med. 1983 Aug 25;309(8):445-8. 2) Current Topics in Nutrition and Disease. Alan R. Liss, New York; 1985:459-462 |
紙芝居シリーズ:
・生命の仕組みってなに?
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